
“つくる”を支える、
設計と施工を“つなぐ”仕事。
FL
谷邑 真緒
- 着工前が、勝負どころ。
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FLという言葉は聞きなれない方も多いと思います。正式には“フロントローディング”の略。建物をつくるうえで、工事着工までの事前準備を担当するのがこの部署の仕事です。
施工図を作成し、現場がスムーズに動けるように整えるのが私たちの役目。図面がなければ現場は動かない。つまり、工事の「土台」となるような仕事。だからこそ、図面を描くだけでなく、どうやったら実現できるかを考える仕事でもあります。

- 現場の一番の味方でありたい。
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設計図には、設計者の考えやこだわりがたくさん詰まっています。でも、それをそのままカタチにするのは、現場にとっては難しいことも多い。
そこでFLでは、設計者の意図をしっかりくみ取りながら、施工段階で発生する可能性のあるトラブルを減らし、効率よく安全に工事を進めるための“土台づくり”を担います。私自身、もともとは現場で施工管理の仕事をしていました。だからこそ、「ここにこの情報があれば、もっとスムーズに作業できたのに」と感じる場面を多く経験してきました。
そうした経験を活かして、現場の担当者が迷わず、可能な限りスムーズに動けるような図面づくりを心がけています。特に、三和建設には多くの若手社員が現場の第一線でがんばっています。だからこそ、私は「若手たちが現場を動かしやすくなる図面を届けたい」と強く思っています。

- 現場に貢献できる仕事がしたい。
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私自身、体調を崩して現場を離れることになりました。でもそのとき、会社は「できないこと」ではなく「これからどう成長していくか」を一緒に考えてくれました。
現場に立てないなら、その分、施工管理を支える側にまわる。FLという選択肢を提案してもらい、今の自分があります。私自身のことをしっかり見てくれて、会社でどのように成長していけるか、活躍する場を一緒に考えていける環境があります。
- 「この人たちと働きたい」が、力になる。
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三和建設の一番の魅力は「ひと」です。特に同期の存在は大きくて、「このひとたちと一緒に働きたい」という気持ちが、今も自分を動かしています。
お互いのことをよく知っていて、頑張っているのも分かる。だから自分も負けていられない、頑張りたいと思える。そんな関係性が、会社の中にちゃんとあることが、自分自身のためにもなる。それが私がこの会社で働き続ける理由です。